Face DetailerはAIで画像生成する際のテクニックの一つであり、画像生成で崩れがちな顔部分だけを手直しすることができます。(顔をマスクしてinpaintしています)
この記事ではFace DetailerをComfyUIで簡単に試す方法を紹介します。
作業手順
1. ComfyUIの導入
以下のどちらかの方法でComfyUIを導入します。導入済の方もComfyUIを最新版にアップデートしてください。
方法1:ComfyUIを直接導入する
初めての方はこちらで良いと思います。
otama-playground.com
方法2:StabilityMatrix(統合環境)経由でインストールする
2. 拡張のインストール
以下の拡張をインストールします。
3. ワークフローをインポートする
以下のワークフローをインポートして使用します。デフォルトのワークフローを拡張して、生成後のフローにFaceDetailerを追加しています。
face_detailer.json – Google ドライブ
4. 生成する
プロンプトとモデルを調整して生成
生成結果
分かりやすいようにSD1.5の顔が崩れやすいモデルを使用しています。


最後に
今回はComfyUIでFaceDetailerを使用して、顔だけ生成し直す手法を紹介しました。
顔が崩れやすいと感じた場合にワークフローに組み込んでみるとうまく生成できるようになることが多いので、選択肢として持っておくと良いかと思います。自分の場合はSD1.5モデルを使う場合、AnimateDiffで動画を生成する場合に使用することが多いです。